粉末製品の商品化ガイド|製造の流れと容器選びのポイント

スパイスや調味料、粉末飲料などの粉末製品を商品として販売したい方向けに、容器選びや表示内容、販売方法まで一連の流れをわかりやすくまとめました。初めての商品づくりでも進めやすいステップ形式でご案内します。
パオワールドでは、製品づくりのお手伝いをしています。容器や外装箱、梱包資材のご提案をはじめ、必要に応じて専門の機関や外部サポートの紹介も可能です。
商品化を検討している方は気軽にご相談ください。
目次
①加工する食材を選ぶ
作りたい粉末の種類(スパイス、だし、調味料、粉末飲料など)を整理します。
② 内容量を決める
用途や価格帯に合わせて、適した容量を設定します。
③販売価格の目安を決める
原材料費・容器代・充填作業などを踏まえて価格帯を検討します。
④容器の材質を選ぶ
粉末製品は、使用感や販売スタイルによって最適な容器が異なります。
ガラス瓶(スパイス瓶・広口瓶・細口瓶)
メリット
- 密閉性
- 賞味期限が安定
- 高級感・重厚感
デメリット
- 輸送時の破損リスク
- 洗浄が必要・コスト高め
- キャップシールが必要な場合あり
PET容器(スパイス容器・はちみつ容器・広口PET容器)
メリット
- キャップの種類が豊富
- 軽くて安全性が高い
デメリット
- 完全密閉ではない
- 最小ロットが多い場合あり
- キャップシールが必要なことも
袋(チャック付袋・スタンド袋・真空袋)
メリット
- 密閉性がある
- コストを抑えやすい
デメリット
- 詰め替え作業が必要
- 見た目に差が出やすい
⑤ラベル表示を決める
商品として販売するために必要な表示をまとめます。
- 品質表示
- 栄養成分
- アレルゲン表示
- リサイクルマーク
- バーコードの有無
- ラベルの耐水性や紙質の選択
⑥販売方法を考える
店舗販売・委託販売・ネット販売(発送)など、販路に合わせてご提案が可能です。
【外装材・梱包資材の提案例】エアパッキン・ギフトBOX・手提げ袋
まとめ|粉末製品の商品化は「流れの整理」と「容器選び」が大事
粉末製品の商品化には、作る内容の整理・容器選び・表示の確認・販売方法の検討といった基本の流れを押さえておくとスムーズです。
粉末の種類や販売したい形によって最適な容器や必要な設備が変わるため、迷ったときは相談いただければ、商品づくりに合った形をご案内できます。
店長 名野加工品ごとに、基本的な流れのガイドをご用意していますので参考にしてみてください。